2021.09.28

ヒュッゲとは?心のゆとりと余裕をつくる北欧の思想

CREATE : 2021.09.28 UPDATE : 2022.02.25

 

皆さん、毎日幸せを感じながら生活できていますか?

 

美味しいご飯を食べているとき、恋人と一緒にいるとき、趣味に没頭しているときなど…。

幸せを感じる瞬間は、もちろん人によってさまざまです。

 

ただ、忙しい現代社会を生きる私たちは、そんな些細なことにもなかなか幸せを感じる余裕もなく、

毎日、仕事や家事に追われるばかりで、心が疲弊している人も少なくないと思います。

 

今回は、そんな人たちに向けて「ヒュッゲ」という北欧の思想についてご紹介したいと思います!

 

ヒュッゲとは、世界の幸福度ランキングで1位、2位の常連国である北欧デンマークの言葉で、

「居心地がよく気分が良い状態」をあらわす言葉です。

 

具体的にどのような状態を意味するのか、ヒュッゲを感じるためには何を意識すればいいのか、

身につけておくと、きっと役に立つヒュッゲの考え方についてみていきましょう!

ヒュッゲとは?

 

改めてヒュッゲについてご説明すると、快適で居心地が良い時間や、その時間を過ごすことで感じる幸福感など、

デンマーク人の思想や価値観をあらわす言葉です。

 

日本語で表現するならば、「ほっとする」「なごむ」「ゆったりする」などの意味合いに近いですね!

 

ヒュッゲという概念が、北欧の人々に浸透している背景には、北欧特有の気候が大きく影響しています。

 

北欧地域の冬の時期は、昼の日照時間が短く、あっという間に陽が落ち、町中が暗闇に包まれます。

そうなると、どうしても家の中で過ごす時間が長くなりますよね。

そんな状況でも、少しでも明るい気分で、快適に暮らしたいという北欧の人々の思いがヒュッゲという言葉を作り出しました。

 

北欧の人々は、いつもヒュッゲを意識して生活しているからこそ、心が満たされ、世界的にも幸福度が高い地域になっているのだと思います。

 

ヒュッゲが注目を集めるようになった背景

 

ヒュッゲという言葉は、2016年にイギリスで流行語大賞第二位に選出されて以降、欧米を中心にブームが巻き起こり、

日本でもメディアで紹介されるなど、徐々に世界中で注目を集めていきました。

 

その浸透してきた背景には、社会情勢の変化による影響が大きいと考えられています!

 

例えば、イギリスで流行語候補に挙がった2016年には、イギリスのEU離脱問題が国際的に話題となっていて、イギリス国内は大混乱に陥っていました。

 

このような世の中の不安定な情勢に対して、人々は日々の生活の中に癒し、安らぎを求めるようになります。

少しでも心が安らぐような気持ちを持っていたいという人々のニーズに、ヒュッゲという考え方がマッチしました。

 

2020年からいまだに終息がみえない新型コロナウイルス感染症の大流行では、世界中の人々が先の見えない将来に対して不安を抱えています。

 

今こそ、ヒュッゲのような考え方が求められているのかもしれませんね!

 

では、具体的に何を意識すればいいのでしょうか?

ヒュッゲを体現するために心がけることを具体的に5つご紹介します!

 

 

ヒュッゲのような生活を送るために心がけること5選

大切な人と過ごす時間を楽しむ

 

家族や親しい友人、恋人など心を許せる人たちと、おしゃべりをしたり、食事をしたりして楽しく過ごす時間は、

何物にも代えがたい至福の時間ですよね♪

 

気を使うことなく、ありのままの自分を受け入れてくれるその空間は、居心地も良く、幸せを自然と感じることができます。

あまりの居心地の良さに、あっという間に時間が過ぎてしまいますよね!笑

 

ただ単に楽しいだけではなく、時には辛くて大変なことがあったときに、親しい人に話を聞いてもらうだけでも気持ちが楽になり、救われることもあります。

 

そういった時間の多さ、長さに比例して、人生の幸福感も大きくなっていると言っても過言ではないと思います!

 

「大切な人たちと大切に過ごす時間」

 

当たり前過ぎて、普段はあまり気づきませんが、そんな素敵な時間に対して感謝する気持ちを持つことで、

心が満たされ、幸せに生活していくことができます。

 

 

自分自身を見つめなおす時間を設ける

 

忙しく過ぎる日々の中で、自分自身とじっくり向き合う時間を作ることはなかなか難しいものです。

仕事やプライベートで悩みや不安があったとしても、それを考える暇もなく、また仕事や家事に追われてしまう…。

 

そんな現代だからこそ、たまには少しでもいいので、自分の心と対話をする時間は必要ではないかと思います。

 

冷静に自分を見つめ直してみると、悩んでいたことも、そこまで重要なことじゃないと思えたり、気持ちを切り替えられるかもしれません。

悩みすぎ、考えすぎはせっかくの幸せを掴む機会を逃してしまいます。

 

帰宅途中の電車の中や運転中、お風呂に浸かっている時や就寝前など、わずかな時間でもいいので、思考をリセットする時間を作ってみてください。

 

無理をせず、ありのままでいる

 

日本人は、育った家庭環境や学校教育、文化や慣習などの影響などから、自尊心が低く、ありのままの自分を受け入れられない人が多いです。

 

周りに劣等感を感じ、それを克服しようと無理をして、自分をよく見せようとしてしまうことはありませんか?

 

ヒュッゲ文化の北欧人は、背伸びをして自分をよく見せようとしたり、見栄を張ることをしません。

 

お家にお客さんを呼ぶときでも、おもてなしをしなくちゃ!と張り切って料理を振る舞うのではなく、

一緒に買い出しをしたり、料理を作ったりして、みんなでやるほうが楽しくて、幸せだろうと考えます。

 

無理はせずに、常に飾らないありのままの状態でいることで、ストレスを感じることなく、心穏やかに生きることができています。

常に他人ではなく、自分に目を向けているため、相手と比べて劣等感を感じて苦しむということもありません。

 

人それぞれに魅力や個性があって、何が良い、悪いということはなく、すべてをひっくるめて、その人のオリジナリティです。

 

ありのままの自分を受け入れることで、生きることも楽になり、幸せを見出しやすくなります。

 

 

居心地の良い空間を作る

 

一人でゆっくりと過ごしたり、大切な人と一緒に過ごす空間は、心が安らぐ落ち着く空間にしたいですよね。

 

お気に入りのソファ、ダイニングテーブル・チェアや照明器具などを揃える、好きな香りがするルームフレグランスを部屋に置くなど、好きな物に囲まれている状態は、日頃の疲れを癒したり、ストレスを軽減し、心に癒しを与えてくれます。

 

いつも過ごす空間は、ずっとここにいたい、帰ってきたいと思えるような、心地よくて快適な場所になるように工夫してみましょう。

 

 

自然と触れ合う時間を大切にする

 

スマートフォンなどの普及により、デジタル化の流れがさらに加速しました。

 

簡単にインターネットで物が買えるようになったり、本やゲームなどの娯楽を楽しんだりと、昔は想像もできなかったことが当たり前のようにできるようになりました。

 

もちろん便利になって、生活が豊かになっていく良い部分がある反面、どんどん移り変わっていく時代の流れの早さについていけずに、疲弊してしまう人もたくさんいらっしゃるかと思います。

 

そんな時代だからこそ、たまにはデジタルデバイスから距離をおき、近所の公園をぶらっと散歩してみたり、

山や海でキャンプやバーベキューを楽しんだりと、自然に触れ合う時間を増やしてみることをおすすめします!

 

自然との触れ合いは、心を穏やかに保つ癒しの効果をもたらしてくれることが、さまざまな研究からわかっています。

疲れた体や心をリセットするために、生活のどこかに自然に接する時間を作ってみてください!

 

まとめ

今回は、北欧の思想であるヒュッゲについて、具体的な実践方法と合わせて解説しました。

 

ヒュッゲな生活をするために何か難しいことをする必要はなく、誰にでもすぐに実践できることがわかっていただけたかと思います。

せわしなく過ぎていく現代社会において、ヒュッゲの考え方は、心を豊かに保つために取り入れるべき思想です。

 

日常の何気ないところから幸せは見つけ出すことができます。

日々の生活にヒュッゲの考え方を取り入れて、人生を豊かなものにしていきましょう!

 

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