
2022.07.10
北欧フィンランドの家具・インテリアメーカー特集!
世界的にも有名な「ウニッコ」柄が人気のマリメッコは、北欧フィンランドが発祥のブランドだと知っていましたか?
北欧には、マリメッコをはじめ、おしゃれでデザイン性が高く、機能性にも優れた家具・インテリアを扱うメーカーがたくさんあります!
今回は、そんな北欧フィンランドの家具メーカー・ブランドを厳選してご紹介していきます! 気になるメーカー・ブランドがあれば、ぜひチェックして北欧家具・インテリアを手に入れてみてください♪
北欧フィンランドの家具メーカー
Artek(アルテック)
出典:artek.fi/jp/
1935年に、建築家であるアルヴァ・アアルトによって設立された家具メーカーです。
社名のArtek(アルテック)は、「Art」と「Technology」を組み合わせた造語。
その名の通り、芸術と技術の融合させ、より良いプロダクトを創り出していくという、メーカー理念に基づき、デザイン性と機能性が両立した家具やインテリアを作り続けています。
かつてスチールが一般的だと言われていたモダン家具に、温かみのある天然自然素材を用いた、新しいモダン家具を創出し、今では北欧フィンランドを代表するモダン家具のメーカーとして地位を確立していきました。
シンプルで洗練されたデザインが多く、幅広いテイストと相性の良いアイテムばかり揃っています。
NIKARI(ニカリ)
出典:nikari.fi/
フィンランドの家具職人であるカリ・ヴィルタネンが、1967年に設立させた家具メーカーです。
NIKARI(ニカリ)は、人と自然の共存、持続可能な製造方法など、より良い未来にとって、何が必要なのかを考え、常に改良を繰り返しながら、最高の木製品作りに真摯に取り組まれています。
そんな熱い思いが込められて作られた製品は、美しいデザイン性と機能性を兼ね備えており、一般家庭ではもちろんミシュラン星つきの高級レストランや有名なコンサートホールに使われるほど完成された製品ばかりです。
現在日本では、京都にある株式会社永野製作所が生産・販売のライセンス契約を締結し、メイドインジャパン製として展開しています。
Martela (マルテラ)
出典:martela.com
1945年にマッティ・マルテラによって設立された家具メーカーです。
設立当初は、オフィス家具の設計や制作を行っていましたが、現在では病院や福祉施設、教育現場などで公共施設でもマルテラのインテリアが使われています。
人間工学を駆使して、使いやすさにこだわられた機能性や空間に華を添えてくれるようなデザイン性が、人気を集めて注目されるようになりました。
日本では、そこまで知名度は高くありませんが、常にユーザーにとってより良い高品質な家具を提供し続けた結果、今ではフィンランド国内を超えてヨーロッパ全土に人気が広まっていきました。
北欧フィンランドの食器・キッチン雑貨メーカー
tonfisk(トンフィスク)
スウェーデンのデザイナー、ブライアン・ケアニーが1999年に創設した、テーブルウェアメーカーです。
従来からの陶磁器のデザインから脱却するような、独自性のあるデザインと考えられた機能性が特徴的で、製品一つ一つが丁寧に作られています。
完成された製品は、受注があったタイミングで箱に詰められて出荷されます。
出荷直前まで品質管理を徹底して、高品質な製品をお届けするというメーカーのクラフトマンシップを感じますね。
新鋭ブランドながら、世界中から高い評価を得ており、注目を集めているメーカーです。
iittala(イッタラ)
出典:iittala.jp
1881年にフィンランド・イッタラ村の小さなガラス工場で誕生した、テーブルウェアメーカー・ブランドです。 独自のデザイン性を持ちながら、日常的に使いやすく、人々の暮らしに溶け込めるようなテーブルウェアを生み出すことを理念に掲げられています。
派手なビジュアルさよりも、シンプルで飽きが来ないなど機能的なデザインが特徴で、そのイッタラの新しいデザイン美学と機能性は、フィンランドのガラス製品に影響を与えたことは間違いありません。
「ティーマ」「アイノ・アアルト」「カステヘルミ」「オリゴ」など、さまざまな人気シリーズを世に送り出しており、今もなお愛用している人が多いですね!
Arabia(アラビア)
フィンランドのヘルシンキ郊外にあるアラビア地区で、1873年に設立されたテーブルウェアメーカー。
自然をイメージするような、グリーンやブラウン、ブルーでカラフルに描かれた、大胆なデザインが特徴のあるテーブルウェアが多いです。
「食器は、丈夫で実用的であるべき」だという理念のもと作られる製品は、耐火性・耐久性に優れていて、そのままレンジやオーブン、冷蔵庫などに入れられるという機能性も兼ね備えています。
人気シリーズの「パラティッシ」は、カラフルな草花や果実が華やかで可愛い、アラビアを象徴するアイテムです。
2004年には、イッタラグループの傘下となり、さらにテーブルウェアメーカーとして大きく成長しています。
北欧フィンランドのテキスタイルメーカー
WOODNOTES(ウッドノーツ)
出典:woodnotes.fi
北欧テキスタイルデザイナーのリトヴァ・プティオによって、1987年に設立されたテキスタイルメーカーです。
ウッドノーツが開発した、パルプを原料としたペーパーヤーン(紙紐)は、紙の素材でありながらも強度があり、耐火性にも優れているため、ラグマットやテキスタイルとして製品化され、カイ・フランク賞など多くの国際的な賞を受賞し、注目を集めました。
有害物質を含まない素材や染料を使うなど、自然環境に配慮して製造する方法を常に意識しており、サスティナブルで持続可能な社会の実現を目指す上で、見習うべきブランドポリシーだと思います。
Finlayson(フィンレイソン)
出典:finlayson.jp
200年以上もの歴史を持つ北欧フィンランド最古のテキスタイルメーカー。
1820年創業以降、北欧の動植物をモチーフにした、北欧モダンなテキスタイル製品や食器、寝具製品などを手掛け、フィンランドでは、家の中を探せば何かしらのフィンレイソンのアイテムが見つかるというほど、たくさんの人から愛されている北欧インテリアメーカーです。
芸術デザイン大学と共催したデザインコンペで生まれた、象をモチーフにした「エレファンティ」は人気の高いテキスタイルシリーズ。
象がたくさん並んだデザインは、派手で華やかな印象もありつつ、どこか大人っぽさも感じる、可愛くておしゃれなデザインです♪
Marimekko (マリメッコ)
出典:marimekko.jp
1951年にアルミ・ラティアというフィンランド女性によって設立された世界的に人気のある北欧テキスタイルメーカーです。
「今までにない独自性のあるデザインで、使いやすく機能的な製品作り」をビジョンに掲げ、雑貨やインテリア小物、ファッションに至るまで、ライフスタイルメーカーとして、世界でその地位を確立しています。
キャッチーな花柄デザインが特徴的な、マリメッコの定番柄「ウニッコ」は、きっと一度は見たことがあるのではないでしょうか。
今もなお、多くのファンを魅了し続ける存在感のあるウニッコデザインは、いつまでも使い続けられる、愛されていくデザインとして受け継がれていくのだと思います。