
2022.07.10
【テイスト別】グレーを基調にした北欧インテリア
北欧インテリアに取り入れたい万能カラーは「グレー」
モダンでおしゃれな雰囲気が出せることから人気の、グレーインテリア。
北欧インテリアにも多く使われており、「北欧ナチュラル」「北欧モダン」「ジャパンディ」など、さまざまなテイストにマッチします。
今回は、そんなグレーをベースにした北欧インテリアの実例を、テイスト別にご紹介します。
お部屋のテイストに迷っている、どんなグレーアイテムを選ぶか迷っている…という人は、ぜひ参考にしてみてください!


テイスト別・グレーインテリアの取り入れ方
北欧ナチュラルテイストにしたい場合
北欧ナチュラルテイストにしたい場合は、「明るめ」のグレーを選びます。
取り入れるアイテムは、ソファやカーテン、ラグなどのファブリック類がおすすめ。
布素材であれば、グレーでも冷たい印象になりすぎないため、北欧ナチュラルならではのやさしい雰囲気を残すことができます。
また、白や木製のインテリアを意識して組み合わせると、さらにおしゃれになりますよ!
北欧モダンテイストにしたい場合
北欧モダンテイストにしたい場合は、「暗め」のグレーを選ぶと良いでしょう。
取り入れるアイテムは、ダイニングチェアやテーブル、照明などがおすすめ。
プラスチックや金属など、無機質な素材のグレーアイテムを選ぶことで、洗練された印象を出すことができます。
黒や、木製家具の場合はウォルナットなどの色が濃い木材を組み合わせると、さらにモダン感が強まります。
ジャパンディテイストにしたい場合
ジャパンディテイストにしたい場合は、グレーは明るめでも暗めでもOKです。濃いグレーと淡いグレーを組み合わせてもいいでしょう。
「和」の要素として取り入れたいなら石目調のオブジェやフラワーベースなど、自然素材で作られたものがおすすめ。
「北欧」の要素として取り入れるなら、無機質なアイテムをチョイスしましょう。
全体にあまりたくさん色を使わず、シンプルすぎるかも?と思うぐらいが丁度いいバランスです。
北欧ナチュラル×グレーインテリア
椅子をやわらかなグレーカラーで統一
丸テーブルを囲むように置かれたリビングチェア、ソファをグレーで統一しています。
プラスチックや金属ではなく、ソファやラグといったファブリック類にグレーを取り入れることでナチュラルな印象に。
植物や小物、ポスターにはシンプルでインパクトのあるアイテムを選び、洗練された空間に整えられています。
クッションのオレンジを差し色に
無彩色であるグレーはさまざまな色と相性が良いため、差し色と組み合わせて使うのもおすすめです。
こちらのお部屋では、明るいオレンジのクッションカバーをアクセントにしていますね。
薄いグレーのソファ、そして北欧らしいデザインのローテーブルとの組み合わせが相性抜群です。


北欧モダン×グレーインテリア
差し色を効かせる
使う色を黒、グレー、オレンジの3色に抑えることで、美術館のカフェのような洗練された空間に。
差し色に使われている鮮やかなオレンジが効果的です。
グレーとオレンジは、実は相性のいい組み合わせ。
季節を問わず使える色でもあるので、グレーインテリアの差し色に迷ったら、オレンジのクッションカバーやポスターを選んでみましょう。
家具も小物もモノトーンで統一
インテリアをすべてモノトーンで統一して、スタイリッシュな空間に。
家具だけでなく、アクセントクロスにも濃いグレーを使うことでさらに統一感が出ています。
四角いものばかりだと固い印象になってしまうので、テーブルや時計などに丸い形のデザインを選び、バランスをとっているのもポイントです。
ジャパンディ×グレーインテリア
ジャパンディらしい「引き算」のインテリア
ソファだけでなく、ラグ、そして壁紙にもグレーを使っています。
ところどころに木の素材が使われていることでナチュラルな印象に。
壁紙はベージュがかった「グレージュ」で、模様のようなニュアンスがあるのがポイント。
落ち着いた雰囲気ながら、温かみも感じられるジャパンディらしい空間に仕上がっています。
アイテム選びでメリハリをつける
ダイニングスペースは、グレーやブラックのインテリアでモダンに統一。
木の素材と黒をメインにしつつ、「つなぎ」的にグレーを取り入れることで、全体的にうまく空間のバランスを取っています。
飾るグリーンや花、小物を選ぶときも一工夫。
ジャパンディインテリアには、大きめでボリュームがあるものや、色がはっきりしているものがよく合います。


北欧インテリアに欠かせない「グレー」をインテリアに取り入れよう
やわらかい表情にも、スタイリッシュにも見せることができるグレーは、北欧インテリアに欠かせないカラーです。
グレーアイテムを選ぶときは、目指したいテイストや全体のバランスを意識しておくことが大事です。
グレーが濃いか淡いかでも印象が変わりますが、優しい印象にしたいなら淡いグレー、空間を引き締めたいなら濃いグレー、と覚えておくだけでも良いでしょう。
あなたのお家にも、ぜひグレーインテリアを取り入れてみてくださいね。